WaylandでモニターがマイクとスピーカーとしてOSに認識される問題をWirePlumberで無効化する

問題 ふとDesktopの画面を見るとモニターがマイクとスピーカーとしてOSに認識されていた。 誤って爆音で音が再生されるリスクが気になったため無効化することにした。 ついでにマイクも有効にする意味がない環境だったので止めた。 純粋な開発PCで動画とかも見ないそこそこ特殊?な環境なので最悪読み込まないなら何でもいい状態。 環境 OS: ArchLinux サウンドサーバー: PipeWire + WirePlumber 0.5.14 GPU: AMD Ryzen(APU) 問題のデバイス: AMD/ATI Raven/Raven2/Fenghuang HDMI/DP Audio Controller 原因 HDMI/DisplayPortには映像だけでなく音声も伝送できる仕様(Audio over HDMI)がある。 LinuxはこれをALSAレベルで別サウンドカードとして認識するため、 PipeWireがそのまま拾ってオーディオデバイスとして公開してしまう。 調査 認識されているカードを確認 pactl list cards short 49 alsa_card.pci-0000_04_00.1 alsa 50 alsa_card.pci-0000_04_00.6 alsa 2枚のサウンドカードが認識されている。詳細を確認する。 pactl list cards | grep -A 30 "alsa_card.pci-0000_04_00" 結果を整理すると: PCI アドレス ベンダー 説明 用途 0000:04:00.1 AMD/ATI Raven HDMI/DP Audio Controller モニター側(不要) 0000:04:00.6 AMD + Realtek ALC269VB Ryzen HD Audio Controller 本物のオンボードサウンド 0000:04:00.1 の alsa_mixer_name が ATI R6xx HDMI であることからも、 これがHDMI経由のオーディオデバイスだと確定できる。 ...

April 11, 2026 · 1 min

ArchLinuxのThunarでWalkmanのFSを開く

背景 手持ちのWalkmanをLinux(Arch Linux)環境で活用したいと考えた。 単に音楽を聴くだけでなく、PCのファイルを転送したり、時にはPCの音を高音質で鳴らすオーディオインターフェースとして使いこなすのが目的だ。 ドキュメントを読む限り、最近のデバイスはMTP(Media Transfer Protocol)に対応しており、Linuxでも標準的なツールで扱えるはずだ。 環境 OS: Arch Linux File Manager: Thunar Device: Walkman (MTP/USB DAC対応モデル) Tools: usbutils, gvfs-mtp, libmtp, jmtpfs ThunarでWalkmanのFSが見えない WalkmanをUSBケーブルでPCに接続し、Thunarを開いたがサイドバーには何も表示されない。 まず物理的な接続を確認しようと lsusb を叩いたところ、コマンド自体が入っていなかった。 sudo pacman -S usbutils 改めて確認する。 $ lsusb Bus 001 Device 008: ID 054c:0c2f Sony Corp. Walkman デバイス自体はUSBレベルでは認識されている。fdisk -l にブロックデバイスとして出てこないのはMTPなので当然だ。 原因:MTP用ライブラリが未インストール gvfs-mtp と libmtp が入っていないのが原因だった。 sudo pacman -S gvfs-mtp libmtp # Thunarを再起動して反映 thunar -q これでThunarのサイドバーにWalkmanが表示され、GUIでファイルをコピーできるようになった。 補足:USB DACモードとは 調査中に「DACモードでなければ動かないのか?」と気になって調べたのでここにまとめておく。 USB DACモードとは、デバイスを「ストレージ」としてではなく、**「USBオーディオデバイス」**としてPCに認識させるモードだ。ファイル転送には使えない。 モード PCからの見え方 用途 MTP / MSC ストレージ ファイル転送 USB DAC オーディオデバイス PC音声出力 Walkman側の設定でどちらのモードになっているかは確認しておく必要がある。 ...

April 4, 2026 · 1 min